【感想/書評】深緑野分(著)『この本を盗む者は』☆ネタバレなし

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※未読の方を想定した【ネタバレなし】の感想になります。既にお読みの方は、こちらのネタバレあり版にお進み下さい。

深緑野分(著)『この本を盗む者は』角川書店 ☆ネタバレなし

2021年、本屋大賞ノミネート作品ということで購入。

著者の作品は初めてだったことと、表紙がやや厳格な雰囲気をまとっていることから、緊張しながら読み進めていきました。

少し長いですが、あらすじはこんな感じです。

書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。

“この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる”

本の呪いブックカースが発動し、読長町は侵食されるように物語の世界に姿を変えていく。泥棒を捕まえない限り、世界が元に戻らないと知った深冬は、私立探偵が拳銃を手に陰謀に挑む話や、銀色の巨大な獣を巡る話など、様々な本の世界を冒険していく。やがて彼女自身にも変化が訪れて――。

カドブン『この本を盗む者は』特設サイトより引用

ひと通り読み終えてみて思うのは、

「なんだか不思議な世界に連れて行かれたな」

ということです。

実は読む前からTwitterでこの作品の感想ツイートをちらほら見かけていて、

その中で皆さん口を揃えて「なんか不思議だった」という旨の感想を述べられていたので、

「不思議ってどういうことだ?」と思っていたのですが、案の定ぼくも同じような気持ちになりました。

内容に関する言及は避けたいので、全貌については実際に読んで頂くしかないのですが

ミステリーの要素もSFの要素もありながら、かといってそれらのジャンルに分類されるわけでもない、新たなジャンルに出会えた作品でした。

ただ、良くも悪くも結末が全く読めないので、読むのに少し体力を使った作品でもありました。

没入感には素晴らしいものがあるのですが、ある程度小説を読み慣れている方でないとページをめくるのが億劫になるかもしれません。

なのでこの作品は、

・普段から小説が好きで、新たなジャンルを開拓したい方

・ミステリーは好きだけど、人が死んだりするのは嫌だという方

・現実を離れて、思いっきり本の世界に飛び込みたい方

にオススメです。

それにしても、摩訶不思議な体験でした…。

↓もし読まれた方がいらしたら、ぜひこちらで感想を教えてください(^^)

【感想/書評】深緑野分(著)『この本を盗む者は』★ネタバレあり〜ラストを考察〜

↓カドブン『この本を盗む者は』特設サイト

深緑野分『この本を盗む者は』特設サイト | カドブン
「ああ、読まなければよかった! これだから本は嫌いなのに!」物語に呑み込まれていく町を救うため少女たちは本の世界を冒険する 深緑野分『この本を盗む者は』特設サイト

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