【感想/書評】伊坂幸太郎(著)『逆ソクラテス』☆ネタバレなし

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※未読の方を想定した【ネタバレなし】の感想になります。既にお読みの方は、こちらのネタバレあり版へお進み下さい。

逆ソクラテス 表紙

伊坂幸太郎(著)『逆ソクラテス』 集英社 ☆ネタバレなし

2021年本屋大賞ノミネート作品ということで購入。

伊坂幸太郎さんの作品は、遠い昔に一度『グラスホッパー』を読んだことがあるくらいなのですが、

それも「たしか実写映画で山田涼介くんが出てたよな…」ぐらいの記憶で、小説のことはあまり覚えていません。つまりほぼ初めてということになります。

文学的にも世間的にもかなり有名な方の作品なので、どんなものかと思いながら読み進めていきましたが…

案の定だな。

という印象を受けた作品でした。

もちろん、「良い意味で」です。

構成としては5篇からなる短編集で、そのすべてにおいて小学生が主人公となる物語が展開されているのが大きな特徴です。

登場する子どもたちは皆、彼らなりの全力を尽くして目の前の問題と向き合い、疑い、そして行動します。

一見すると浅薄な思考回路に

「ふっ、そんなことで上手くいくわけが…」

と思ったりするのですが、ここが大人という生き物の落とし穴。

良くも悪くも人生経験を積んでしまったアタマでは想像もつかないような言動に、ハッとさせられるものがありました。

ネタバレ回避の記事なので真相は本の中に譲りますが、帯に書かれていた

「敵は、先入観。世界をひっくりかえせ!」

というキャッチコピーがそっくりそのまま当てはまる作品でした。

小学生がメインの物語ゆえに特別難しい語句や表現も出てこないので、

少し挑戦的ではあるかもしれませんが、子様に読ませてみるのも良いのではないか、個人的には感じた作品でもありました。

きっと何かの気付きに繋がると思います。

もちろん、大人の方にもオススメです。


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