【感想/書評】永松茂久(著)『20代を無難に生きるな』

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永松茂久(著)『20代を無難に生きるな』 きずな出版

最近、将来に対して漠然とした不安を抱くことが多かったので何か学べたらと思い購入。

著者の永松さんは、様々な事業を手掛けられている実業家の方です。

著書も数多く出されている方で、同シリーズの『30代を無駄に生きるな』や、昨年大ヒットを記録した『人は話し方が9割』などは、皆さんも書店で一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

この本はそんな永松さんが、まだ社会人として未熟な若者に向けて「20代の生き方」を説いてくれている本です。

そもそものターゲット層としてブッ刺さりしてる僕(20代半ば)にとっては、想像以上に参考になる部分が多い本でした。

冒頭で「漠然とした不安」と書きましたが、言い換えると「謎の焦り」みたいなのを感じることが最近よくあります。

誰かと比べるわけでもないし、自分は自分で良いと分かってはいるものの、一方で「このままで良いのかな…」と思ってしまう自分もいる、みたいな。

そんな僕を優しく包み込んでくれたのが、本書に登場する次の言葉でした。

20代は不思議な世代だ。人生に残された時間が余るほどあるのに、なぜか気持ちは焦ってしまう。私自身の20代を振り返っても、そうだった。

本書p.100より引用

そうか、みんなそうなのか。

と思うと途端に心が軽くなったような気がしました。

他にも、最近アルバイトで怒られることが多く、自己肯定感ダダ下がりだった僕を救ってくれたのがこちらの言葉です。

「この時期に失敗のネタを何個つくれるか?」それくらいの思いで20代を過ごせれば合格点だ。

本書p.60より引用

このあとに語られる著者の20代当時の失敗談を読んでいると「まだまだ自分の悩みなんてちっぽけだ」と思わされ、これもまた心を軽くしてくれました。

こんな感じで、まさに20代が抱えている不安や悩みを正確に打ち抜いてくる言葉がたくさん登場するのですが、その中で最も印象に残った言葉を最後に紹介します。

(引用ばかりで申し訳ないのですが、それほど印象的だったのでどうかお許しください。)

永松さんが20代だった当時、恩師である社長さんに言われた言葉です。

「人生って波がある。みんなバイオリズムがあるんだよ。いいときが山で、悪いときが谷(中略)

ここを『いい』『悪い』って考えるから行き詰まるんだよ。あのな、いいときは『成功期』、悪いときは『成長期』なんだ

こう考えたら人生っていい時期しかないんだよ。」

本書p.180,181より引用

ちょうど読んでいた時に心が弱っていたこともあって、これに関してはちょっと泣きそうになりました。

前線でバリバリ活躍されている永松さんにとって、今でも心の支えになっている言葉だそうです。

このほかにも様々な観点から「20代」へ向けられたお話がありました。

なので僕みたいな「謎の焦り」だったり、何かしらの悩みを抱えている20代の方には間違いなくオススメの本だと言えます。

ただ一方で、全力で20代に向けられた本である分、その他の世代の方には正直向かないと思います。

なるべく万人向けの本をブログでは取り上げたいと思っているのですが、今回ばかりは例外としてお許しください。

初心に帰るみたいな意味合いで作用しないこともないと思いますが、それだったら同シリーズの『30代を無駄に生きるな』の方がまだ間口が広いのではないかと思います。

ではでは、かなり長い記事になってしまいましたが最後までお付き合い頂きありがとうございました。

超主観的オススメ度 ★4.0


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