小説・物語系 【感想/書評】小野寺史宣(著)『ライフ』 ハッキリ言ってしまえば、この作品では殺人事件が起こったり、散りばめられた伏線が…というような展開はまったく起こりません。でも、だからこその静かな良さがあります。 2021.12.12 小説・物語系本の感想
小説・物語系 【感想/書評】ディーリア・オーエンズ(著)友廣純(訳)『ザリガニの鳴くところ』★ネタバレあり なんと表現したら良いのか分からない気持ちにさせられたという印象の作品でした。中盤あたりのなかなか物語が展開していかない部分では少し気持ちが折れそうになりましたが、ラストに向けての急加速ですべてひっくり返されました。 2021.06.29 小説・物語系本の感想
小説・物語系 【感想/書評】ディーリア・オーエンズ(著)友廣純(訳)『ザリガニの鳴くところ』☆ネタバレなし ひとつの文学作品でありながら、その中にはミステリーや社会学、生物学、人文学などあらゆる要素が組み合わさっており、一言で表現するのが難しいほど壮大な物語でした。 2021.06.29 小説・物語系本の感想
小説・物語系 【2021年本屋大賞予想】全10作品の個人的ランキング発表 いつも「のんびぶろぐ」をご覧頂き、ありがとうございます。今回は本の感想でもコラムでもなく、今年(2021年)の本屋大賞にノミネートされた全10作品の個人的ランキングを発表したいと思います。もちろん全ての作品を読みましたが、どれも素晴らしいものばかりでした。 2021.04.13 小説・物語系未分類本の感想
小説・物語系 【感想/書評】加藤シゲアキ(著)『オルタネート』★ネタバレあり 僕は今年の本屋大賞ノミネート作品の中で、この『オルタネート』の感想が一番難しいなぁ…と思っています。というのも、読む前からすでに高い評価を得ている作品なんですよね。歴史のある賞を受賞しているので、どうしてもそういう目で見てしまう。 2021.04.12 小説・物語系本の感想
小説・物語系 【感想/書評】加藤シゲアキ(著)『オルタネート』☆ネタバレなし 特にこの『オルタネート』は第42回吉川英治文学新人賞や第164回直木賞の候補作に選ばれるなど、すでに界隈でも確固たる地位を築いていることもあって、正直読む前からかなり期待している部分がありました。だからでしょうか。読み終えた後の率直な感想は、 2021.04.12 小説・物語系本の感想
小説・物語系 【感想/書評】伊坂幸太郎(著)『逆ソクラテス』★ネタバレあり 「逆ソクラテス」ってなんだ、?という印象をまず最初に抱いた作品でしたが、いきなりその意味が明らかになる構成に爽快感を感じたのは僕だけじゃないはず。以降4篇とも同じく小学生が主人公となるお話が続きましたが… 2021.04.07 小説・物語系本の感想
小説・物語系 【感想/書評】伊坂幸太郎(著)『逆ソクラテス』☆ネタバレなし 文学的にも世間的にもかなり有名な方の作品なので、どんなものかと思いながら読み進めていきましたが…「案の定だな。」という印象を受けた作品でした。もちろん… 2021.04.07 小説・物語系本の感想
小説・物語系 【感想/書評】青山美智子(著)『お探し物は図書室まで』★ネタバレあり 青山美智子さんの作品はどれもあまり身構えなくても読めると言いますか、小説初心者の僕でも分かるような優しいお話が展開されていくところがすごく好きです。ちなみに僕はこの作品を読んで泣いてしまった箇所があったのですが、それがこちらです。 2021.04.03 小説・物語系本の感想
小説・物語系 【感想/書評】青山美智子(著)『お探し物は図書室まで』☆ネタバレなし 青山美智子さんの作品は以前投稿した『木曜日にはココアを』に続き2作目となります。前回は、「なんて素敵な小説なんだ…」という印象を受けましたが、今回もまったく同じ気持ちにさせてもらいました。 2021.04.03 小説・物語系本の感想